「恋愛奮闘気」




秋元 千秋(あきもと ちあき)[香坂 祐希] =0xxti

長谷川 駿(はせがわ しゅん)[鷹村 禎巳] =0xxshu

ユッコ(千秋の親友)[周防 ハルカ]     =0xxyu

山田(駿の親友)[狩留家 数]        =0xxya

エキストラ[あやち胡桃]           =0xxda_x

HP  =http://hibiki427.nusutto.jp/index.html
原作 =http://hibiki427.nusutto.jp/botu/1week.html
企画 =http://hibiki427.nusutto.jp/e/sto.html
連絡先=http://hibiki427.nusutto.jp/mail.html

名前 =日々来

編集の都合で本編とは要所要所が変更されているのはおちゃっぴい。
細かい誤字は気にすんな!!(直せよ)





オープニング

SE:適当にお昼休みっぽいガヤ

SE:ガタッと勢いよく椅子から立ち上がる。

001ti「私、秋元 千秋は、本日を持って幼馴染を卒業します!」(突然に思い立ったように

002yu「……はぁ?千秋、アンタいきなり何を……」(呆れて

003ti「私決めたの!!駿に告白するんだって!!」

004yu「んん…(ご飯を食べている 注:飲み込んでから喋る)じゃあ今から呼び出しちゃったりするの?」

005ti「…え……?無理無理!!駄目!!恥ずかしくて出来ない!!」

006yu「…呆れた……(少し間)あ…じゃあさ、下駄箱にラブレターでも入れてみるのはどう?
   それだったら手紙を見た長谷川君が返事を後からくれるだろうし、恥ずかしがりの千秋にでも出来るんじゃない?」

007ti「……いい…いいよそれ!!最高!!」(友達の手を握る

008ti「よーっし…じゃあ今から早速…!!!」

SE:帰り支度っぽい音

009yu「…千秋?アンタ何してんの?まだ授業も終わってないのに……」

010ti「え?何って…一刻も早くうちに帰って手紙を書かなきゃ!!
    …と、そう言うわけだからユッコ!代返よろしくね!!」

SE:走り出し、ドアが開く、そして閉まる

011yu「………代返って……ここは大学じゃないのよ…?」





オープニングテーマっぽいのを演奏(誰か作ってもらえたら(おいおい)

012ti「秋元千秋の!」

013ALL「恋愛奮闘気!!」(タイトルコール全員で)



SE:下駄箱に手紙を入れる音

014ti「……よっし…!!これでOK!」

015ti「(気持ちを落ち着かせようと深呼吸をしてから)…さっ!あとは駿が来るまでその辺に隠れてっと…」

SE:走る

016ti「ささっ!」(隠れるときの音(自分で言っている)

017ti「…うん!ここなら駿がきたらすぐにわかるわね!」

しばらく間(登校する生徒達のガヤ)
SE:学校のチャイム

018ti「遅い…遅いよ駿!!」(チャイムが鳴り終わってから(気持ち)

少しの間

019ya「あれ?これは何だろう…」

020ti「げ!?あれはいつも駿に付きまとっている同じクラスの山田!!何で駿の下駄箱を見るのよ!!」

SE:びりびり
SE:がさがさ

021ya「……ふむ…」

SE:スキップ去っていく山田(それっぽい鼻歌(え?

022ti「………………………………………あぁ…もう終わりだわ…ララバイ青春……。
    こんな事なら大量の剃刀を入れてやればよかった…」

SE:その場に倒れこむよう音

023shu「あれ…?千秋…なにしてんだこんなところで?」

024ti「え…!?駿……なにしてるって…その…えっと……駿こそなにしてたのよ!」

025shu「俺…?俺は今部活の朝練終わったから、着替えて教室に行くところだよ」

026ti「あ……朝錬?」

027shu「あぁ、今日もきつかったなー…(SE:チャイム)…っと、もうあんま時間無いな。それじゃまたな、千秋!」

SE:走り去る駿

028ti「……は…あは……朝錬……そう言えば…駿って陸上部で毎朝早いんだっけ……がくっ…」

SE:シーンが切り替わるような音

SE:雨

029ti「……雨、やまないよね……?」

030ti「はぁー…今朝天気予報で雨が振るって言うから、
    折角わざと傘を忘れてきてこうして校門ですでに1時間以上も待ってるって言うのに…。
    肝心の駿が来ないじゃない!!!
    …まぁ、例え来るのが遅くても、駿とは元々家も近いし幼馴染!
    駿は性根は優しいから、文句を言いながらも傘の無い私と相合傘をしてくれるはず!」

(ここから妄想シーン)

031shu「なんだ千秋、お前傘忘れてきたのか?」

032ti「あっ…駿……うん、そうなんだ……」

033shu「バカだなぁ、今朝天気予報で雨って言ってたのに」

034ti「…ひどい!…バカだなんて…私、駿に今朝作ったお弁当を渡したくて…
   それでその事にばかり気が行ってて傘を忘れたんだもん!」

035shu「…千秋……」

036ti「その…駿……今までずっと黙ってたけど…私…あなたの事が……」

037shu「千秋…俺も…実はお前の事が…」

(妄想終わり)

038ti「そして、そっと寄り添って……あはん…きゃー!!もう駿ったらだいたーん!!」

039da_1「ちょっと見てー…あの人超やばくなーい?」

040da_2「やばいやばいって言うか超いっちゃってるー?」

041ti「……はっ!!(見られた事にあせって)
    そ…それにしても駿…遅いなぁ……」

SE:チャイム

042ti「はぁー……」

043ya「秋元、ため息つくと寿命が三秒縮まるらしいよ」

044ti「うぎゃ!!……びっくりした…」

045ya「秋元傘忘れたの?」

046ti「う…うん、まぁね……」

047ya「ハハハ、今朝は午後から90%だって言ってたのにドジな奴だなぁ」

048ti(うっわー…最悪だよー…顔だけじゃなくて言う事もうざいしー……。
    あー…しかも私ってばもしかしなくてもこいつの事好きだと思われてるんだろうな〜…)

049ti「はぁー……」

050ya「あ、もうこんな時間か……あ、そうだ…!
    僕は別にちょっとくらいなら濡れても平気だから、秋元この傘使っていいよ」

051ti「え…別に良いわよ」

052ya「気にしないでよ!男として女の子がびしょ濡れで帰るのを見過ごすわけにはいかないからさ!」

053ti「……ありがとう…」(ぼそっと)

054ya「それじゃ、またね!」

SE:雨の中走る音

055ti「むぅ…こんな事されても好感度は上がらないんだからね…
    まぁ……ちょっとは良い奴みたいだけどさ……」

SE:雨の中歩く音(徐々にFO)



SE:教室のドアを開ける

067ti「おはよー!!」

SE:にぎやかな教室のガヤ

068yu「あ、おはよー、千秋。今日は早く来るんじゃなかったっけ?」

069ti「寝坊したの!…ほっといてよ…もう……駿の隣は?」

070yu「ざーんねん、もう取られちゃいました。千秋はおとなしく残ってる先生の前に座りましょうねー」(子供をあやすように

071ti「う……うぅ…こんな席替えって酷い……」

072yu「まぁ、席替えって一種の合コンみたいなものだから仕方ないよ」

073ti「……駿は?どこの席?」

074yu「一番後ろの窓際よ」

075ti「…隣の子は?」

076yu「山田」

077ti「山田かよ!!」

078yu「…千秋…なんて顔してるのよ……」

079ti「……あぁ…早く次の席替え来ないかなぁ……」

080yu「また来月だね」

081ti「うぅ……」

SE:チャイム

082yu「まぁ、その悔しさは今日の体育祭で発散させましょう!」

083ti「……できる限りね…」

084yu「うんうん!さぁー、元気出していこー!」

085ti「おー……」





086_da3「キャー!!長谷川くーん!!」

087_da4「かっこいー!!」

(少しの間)

088yu「…相変わらず、凄い人気だね、長谷川君」

089ti「……私の駿なのに…」

SE:黄色いガヤ

090yu「でも、長谷川君ってカッコいいよね。私もあの子達の気持ちわかるな」

091ti「……ユッコも駿の事好きなの?」

092yu「んー…私は友達としてレベルかな?どっちかって言うと千秋の方がかわいくてふにふにで大好き♪」

093ti「わー!!!ちょっと!どこ触ってんのよ!!」

094yu「冗談よ、冗談♪」

095ti「……触っといて冗談も何も無いよ……」

(少しの間)

096yu「……それにしても、暇だね…」

097ti「私は駿を見てればそんなに暇じゃないかも」

098yu「そっかー…羨ましいなぁ…もっと身体動かしたーい!」

099ti「一回戦負けだもんね、昨日のバレー」

099yu「悔しさをぶつける場も無かったね」

100ti「…良いの、今朝早起きして作ったお弁当に悔しさと愛情を沢山詰めたから」

101yu「悔しさの詰まったお弁当ってどうかと思うけど…このやけに大きな重箱ね」

102ti「うん、駿の好きなもの全部入れてきたらそうなっちゃった」

103yu「…なるほど」

104_da5「ユッコー!!ごめん!ちょっと手貸してー!!」(遠くの方から)

105yu「あ、ごめん、行ってくるね」

106ti「うん、頑張って」

SE:走る

107ti「(あくび)……眠い」



108yu「…千秋!!千秋!!もう放課後だよ!!」

109ti「む…?あ…!?放課後!?」

110yu「うん、放課後……もしかしてあれからずっとここで寝てたの?」

111ti「え……うん…多分……って…えぇー!?」

SE:重箱を抱え上げる

112ti「お弁当ー!!!…あれ?軽い……」

113yu「そう言えば、さっき長谷川君とすれ違った時言ってたんだけど、
    千秋に会ったら弁当うまかったって伝えといてくれって言ってたよ」

114ti「……駿…勝手に開けたのはどうかと思うけど私の作ったお弁当食べてくれたんだ…」

115yu「…さりげなく突込みを入れている辺りちゃっかりしてるわね…
    あ、そうそう、山田もおいしかったって伝えてくれって…」

116ti「………………何で山田も食ってんだよ?!」

117yu「さ…さぁ…?長谷川君と友達だからじゃない?」

118ti「う…うぅぅ…駿の為に一生懸命作ったのに山田に汚されていただなんて……」

119yu「まぁまぁ……良かったじゃない?長谷川君に食べてもらえて」

SE:メール着信の音

120ti「ん?何だろ?」

121yu「…千秋、学校ではせめてマナーモードにしておいたほうがいいよ」

122ti「……気にしない!」

SE:電子音(ぴっ)

123ti「新着有り、あ…駿だ」

SE:電子音(ぽっ)

124ti「な!!なにこれ!!!」

125yu「ん…?どれどれ……きゃーー!!!千秋の寝顔じゃない!!超かわいい!!」

126shu「可愛い寝顔は戴いた。怪盗21面相」

127ti「はぅぅ…駿…私恥ずかしいよぉ…」

128yu「…何だかそのメールの内容を聞いたら、
    見てるこっちの方が恥ずかしくなってきたわ…」

129ti「やだぁー…もー…駿ったら…やる事がクールって言うかー…カッコいいー…って言うかー…あーん!もう!大好き!!」

SE:シーンが切り替わる音



SE:部屋のドアを開く

130ti「ふぅー…いいお湯だった…」

SE:ベットに座り込む音

131ti「はぁ…結局まだ駿に告白出来てないや…しかも山田は私が好きだと言ったと思ってるだろうし…最悪…」

SE:メール着信音

SE:電子音(ぴっ)

132ti「…駿から…?……え…嘘!!」

SE:慌てて飛び起きる

133ti「表で待ってるから着て欲しいって…!!突然すぎよ!!」

SE:上着を羽織る音
SE:階段を駆け下りていく音

SE:ドアを開ける

SE:同時に雨音

134ti「駿!?」

135shu「おっす、千秋」

136ti「…ど…どうしたの?こんなに雨強いのに…」

137shu「実は…千秋に聞きたい事があってさ…」

138ti「…なに?」

139shu「…ちょっとここじゃなんだから少し歩かないか?」

140ti「うん、いいよ」

141shu「…でも、その格好は…ちょっと…」

142ti「……す…すぐ着替えてくるから!!(うわー…もう…なんで私パジャマで出てきちゃったんだろう恥ずかしぃー…(小声)」

SE:ドアを閉める
SE:階段を駆け上がる音

SE:シーン切り替えの音

143shu「そこのベンチに座ろうか」

144ti「うん、そこのベンチならちゃんと屋根もあるしね」

少しの間

145ti「それで、聞きたい事って?」

146shu「うん…聞きたい事って言うのはさ」

147ti「うん」

148shu「千秋、前に山田に手紙書いた?」

149ti「え?!いや…あの…あれは…」

150shu「…やっぱり千秋だったのか…あの筆跡はそうかなと思ったんだよな…」

151ti「違うよ!!私は山田に手紙何て書かないよ!!」

152shu「…別に誰かを好きになる事は恥ずかしい事じゃないだろ」

SE:立ち上がる

153ti「誤解よ!!私は…私は山田じゃなくて…本当は…」

SE:駿も立ち上がる

154shu「千秋」

(抱き寄せる)

155ti「……駿?」

156shu「好きなんだ」

SE:風

157shu「俺…ずっと千秋が好きだったんだ。
    だから、あの手紙…名前の書いてない手紙だったけど、
    あの字は俺が昔からずっと見てきた千秋の書いた字にそっくりで…。
    …もしかして千秋が山田を好きなんじゃないかって思うと俺…じっとしていられなくてさ…」

158ti「駿…苦しい…」(ここではまだかわいく)

159shu「……誰にも千秋を渡したくない」

160ti「死ぬ……」(少し殺意をこめたような言い方)

161shu「うわ!!ご、ごめん!!」

162ti「……お婆ちゃんが川の向こうで手を振っているのが見えたわ…」

163shu「……わ、悪い…」

164ti「ううん、平気……」

SE:キス

165shu「……千秋…?」

166ti「あのね、私も駿が好きだよ。ずっとずっと好きだったんだよ」

167shu「…でも千秋は山田に手紙を…」

168ti「…あれね、間違えたの。駿の下駄箱に入れたと思ったんだけどね」

169shu「そうなのか?」

170ti「うん…私の心は、寝顔のずっとずっと前に。
    この怪盗21面相に盗まれてるよ」

171shu「……千秋…そっか…良かった……千秋が山田を好きなんじゃなくて…。
    アイツとは高校に入ってからずっとつるんでるけど、
    …千秋だけは……それでも千秋だけは絶対に渡したくなかったから…」

172ti「…ねぇ、駿?」

173shu「なんだ?」

174ti「手紙に名前書いてなかった?」

175shu「…あぁ、相手の名前も、自分の名前も…何一つな」

176ti「……そ、そうだったんだ……(おかしいなぁ…(小声で自分に問いかける感じ)」

雨音FO

177ti「雨、あがってきたね」

178shu「そうみたいだな」

少しの間

179ti「デート、いこっか?駿」

180shu「今からか?」

181ti「…冗談よ」(少し残念そうに

182shu「でも、どこかに行くより、俺、今すぐ千秋の手作り弁当が食べたいな」

183ti「今すぐは無理よ」

(抱き寄せる)

184shu「でも、本当は千秋が居るだけでいいな」

185ti「……バカ」

186shu「なぁ千秋、今度一緒に山に行こうぜ。大自然の中食べる弁当は最高だからさ!」

187ti「…………また山田かぁーーーーー!!!」

188shu「いや、千秋、山田じゃなくて、山だよ、山」

189ti「あ…あは…あははははは!!…私とした事が……」

190shu「…約束だぜ、千秋!」

191ti「…うん!!」

EDテーマっぽいの演奏(誰か作ってくれたら(おいおい)

終わり