SE:適当にお昼休みっぽいガヤ
SE:ガタッと勢いよく椅子から立ち上がる。
001ti「私、秋元 千秋は、本日を持って幼馴染を卒業します!」(突然に思い立ったように
002yu「……はぁ?千秋、アンタいきなり何を……」(呆れて
003ti「私決めたの!!駿に告白するんだって!!」
004yu「んん…(ご飯を食べている 注:飲み込んでから喋る)じゃあ今から呼び出しちゃったりするの?」
005ti「…え……?無理無理!!駄目!!恥ずかしくて出来ない!!」
006yu「…呆れた……(少し間)あ…じゃあさ、下駄箱にラブレターでも入れてみるのはどう?
それだったら手紙を見た長谷川君が返事を後からくれるだろうし、恥ずかしがりの千秋にでも出来るんじゃない?」
007ti「……いい…いいよそれ!!最高!!」(友達の手を握る
008ti「よーっし…じゃあ今から早速…!!!」
SE:帰り支度っぽい音
009yu「…千秋?アンタ何してんの?まだ授業も終わってないのに……」
010ti「え?何って…一刻も早くうちに帰って手紙を書かなきゃ!!
…と、そう言うわけだからユッコ!代返よろしくね!!」
SE:走り出し、ドアが開く、そして閉まる
011yu「………代返って……ここは大学じゃないのよ…?」
オープニングテーマっぽいのを演奏(誰か作ってもらえたら(おいおい)
012ti「秋元千秋の!」
013ALL「恋愛奮闘気!!」(タイトルコール全員で)
SE:下駄箱に手紙を入れる音
014ti「……よっし…!!これでOK!」
015ti「(気持ちを落ち着かせようと深呼吸をしてから)…さっ!あとは駿が来るまでその辺に隠れてっと…」
SE:走る
016ti「ささっ!」(隠れるときの音(自分で言っている)
017ti「…うん!ここなら駿がきたらすぐにわかるわね!」
しばらく間(登校する生徒達のガヤ)
SE:学校のチャイム
018ti「遅い…遅いよ駿!!」(チャイムが鳴り終わってから(気持ち)
少しの間
019ya「あれ?これは何だろう…」
020ti「げ!?あれはいつも駿に付きまとっている同じクラスの山田!!何で駿の下駄箱を見るのよ!!」
SE:びりびり
SE:がさがさ
021ya「……ふむ…」
SE:スキップ去っていく山田(それっぽい鼻歌(え?
022ti「………………………………………あぁ…もう終わりだわ…ララバイ青春……。
こんな事なら大量の剃刀を入れてやればよかった…」
SE:その場に倒れこむよう音
023shu「あれ…?千秋…なにしてんだこんなところで?」
024ti「え…!?駿……なにしてるって…その…えっと……駿こそなにしてたのよ!」
025shu「俺…?俺は今部活の朝練終わったから、着替えて教室に行くところだよ」
026ti「あ……朝錬?」
027shu「あぁ、今日もきつかったなー…(SE:チャイム)…っと、もうあんま時間無いな。それじゃまたな、千秋!」
SE:走り去る駿
028ti「……は…あは……朝錬……そう言えば…駿って陸上部で毎朝早いんだっけ……がくっ…」
SE:シーンが切り替わるような音
SE:雨
029ti「……雨、やまないよね……?」
030ti「はぁー…今朝天気予報で雨が振るって言うから、
折角わざと傘を忘れてきてこうして校門ですでに1時間以上も待ってるって言うのに…。
肝心の駿が来ないじゃない!!!
…まぁ、例え来るのが遅くても、駿とは元々家も近いし幼馴染!
駿は性根は優しいから、文句を言いながらも傘の無い私と相合傘をしてくれるはず!」
(ここから妄想シーン)
031shu「なんだ千秋、お前傘忘れてきたのか?」
032ti「あっ…駿……うん、そうなんだ……」
033shu「バカだなぁ、今朝天気予報で雨って言ってたのに」
034ti「…ひどい!…バカだなんて…私、駿に今朝作ったお弁当を渡したくて…
それでその事にばかり気が行ってて傘を忘れたんだもん!」
035shu「…千秋……」
036ti「その…駿……今までずっと黙ってたけど…私…あなたの事が……」
037shu「千秋…俺も…実はお前の事が…」
(妄想終わり)
038ti「そして、そっと寄り添って……あはん…きゃー!!もう駿ったらだいたーん!!」
039da_1「ちょっと見てー…あの人超やばくなーい?」
040da_2「やばいやばいって言うか超いっちゃってるー?」
041ti「……はっ!!(見られた事にあせって)
そ…それにしても駿…遅いなぁ……」
SE:チャイム
042ti「はぁー……」
043ya「秋元、ため息つくと寿命が三秒縮まるらしいよ」
044ti「うぎゃ!!……びっくりした…」
045ya「秋元傘忘れたの?」
046ti「う…うん、まぁね……」
047ya「ハハハ、今朝は午後から90%だって言ってたのにドジな奴だなぁ」
048ti(うっわー…最悪だよー…顔だけじゃなくて言う事もうざいしー……。
あー…しかも私ってばもしかしなくてもこいつの事好きだと思われてるんだろうな〜…)
049ti「はぁー……」
050ya「あ、もうこんな時間か……あ、そうだ…!
僕は別にちょっとくらいなら濡れても平気だから、秋元この傘使っていいよ」
051ti「え…別に良いわよ」
052ya「気にしないでよ!男として女の子がびしょ濡れで帰るのを見過ごすわけにはいかないからさ!」
053ti「……ありがとう…」(ぼそっと)
054ya「それじゃ、またね!」
SE:雨の中走る音
055ti「むぅ…こんな事されても好感度は上がらないんだからね…
まぁ……ちょっとは良い奴みたいだけどさ……」
SE:雨の中歩く音(徐々にFO)
SE:教室のドアを開ける
067ti「おはよー!!」
SE:にぎやかな教室のガヤ